注釈

(1)ソマリアの悲劇  

1994年、アメリカはソマリアの飢餓難民を救うため部族紛争に介入した。しかし、これを不快に思った部族が多国籍平和維持軍を攻撃対象とし、パキスタン兵士二十四人を虐殺。その後アメリカは国連からの要請を受け、米軍が部族長の逮捕に特殊部隊を投入。が、様々な悪状況が重なり、激しい市街戦を余儀なくされる。何とかその場を凌ぎ脱出したものの、戦闘終了後、米軍への怒りと復讐心に燃えるソマリア市民が暴徒と化し、米兵の遺体を損壊した上、見せしめのため町中を引きずり回し、晒し者にした。この時の映像が全世界に放映され、援助した立場であるはずのアメリカが、逆に最大の屈辱を与えられることになってしまった事件。

(2)ブルックリン橋の惨劇  

イラク戦争終結後の2004年3月、アメリカがサダム・フセイン失脚後のイラクに於いて武装勢力と激しい戦いをしていた最中、セキュリティースタッフとしてイラクに派遣されていた民間軍事請負会社、ブラック・ウォーターUSAの社員四人が、イラクの工業都市ファルージャで白昼堂々殺害される。遺体は火をつけられ引きちぎられた挙句、橋げたに焼け焦げた四人の遺体をロープでくくりつけられ見世物にされる。笑顔で手を振るイラクの若者たちの後ろに、焼け焦げたアメリカ人の四遺体がぶら下がる映像と写真が全世界に配信された事件。

(3)領海・領土の覇権争い  

中国が尖閣諸島の領有権を主張するようになったのは、1970年の海洋調査報告で尖閣諸島周辺の海には石油、天然ガスの資源が大量に眠っているということが明らかになった直後である。中国は、石油、天然ガスの鉱床が見つかるまであの島々について主張した事が無かった。これ以降、中国は尖閣諸島を自国の領海領土と喧伝し続け、執拗に領海侵犯を繰り返し艦船を航行させている。現在も日本政府とアメリカの反応を窺いながら、実効支配のタイミングを虎視眈々と狙っているものとおもわれる。

 そして一方で現在、韓国が実効支配している島根県の竹島は、ポツダム宣言以降、アメリカが日本の領土であることを認めているにもかかわらず、一方的に李承晩ラインというものを引いて、どさくさに紛れて軍事支配しはじめ、現在も実行支配を続けている。当然ながら日本側はこれに抗議。1954年と1962年に国際司法裁判所で決着をつけようと提案するも韓国側は断固拒否し提案を突っぱねた。自国の主張が正しいと声高に主張するのであれば、国際司法裁判に於いて、世界中に公明正大にすればよいものを、韓国側はこの日本側の提案を一切受け付けていない。なぜなら、自国の独善的な主張と、歪曲した歴史認識が全世界に露見されるかたちとなり、裁判に持ち込めば負ける公算が高いからである。

(4)葦原中国  

     現在の日本国のことを天上界ではこう称している。  

(5)聖帝(ひじりのみかど)  

     第十六代・仁徳天皇  

 (6)民間軍事請負会社  

略してPMC(Private Military Company)  

本来、正規軍が行ってきた戦闘、警備、兵站、補給、軍事コンサルタント、軍事訓練、といった業務を民間企業が請け負うというもの。戦闘行為と深く関連する専門業務を売って利益を上げる企業組織。  経験豊富な退役軍人を雇い、要人警護や危険地域に於いての運送業務、時には戦闘行為も含まれる。 近年では「傭兵」と呼ばれる時代は終わり、彼らは「プライベート・オペレーター」もしくは「コントラクター」と呼ばれる民間企業に勤める契約社員である。正規軍兵士とは違い、服装や装備は基本的に自由で、企業によっては社会保険や、福利厚生がしっかりしている場合もある。が、基本的にはすべてが自己責任なので、死亡した際の保険金や葬儀代は保障されていない。作戦が失敗に終わっても、政治的責任を負わなくて済む、という反面、部隊や国への忠誠心に欠けるため、正規軍兵士が仲間内で交わすような信頼関関係は期待できない。  

(7)ウサマ・ビン・ラーデン  

イスラム過激派テロリスト。国際テロ組織アル・カーイダの発足メンバーのひとり。2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件の首謀者とされる。2011年5月パキスタンにて米国海軍特殊部隊・DEVGRUが行った軍事作戦によって激しい銃撃戦の末、死亡。

参考文献

『中国怪異譚 平妖伝』  羅貫中(小学館)

この令和伝のお話は、羅貫中の平妖伝(へいようでん)を参考に書かせていただきました。中国怪異譚というだけあって、様々な法術を駆使して物語が展開されていきます。賢い狐がもっと賢くなるために必死になっている姿や、法術を習得するための心得や修行の工程なども興味深く、最後まで楽しく読める娯楽作品です。

『これならわかる 古事記』  岩井敏明(学研パブリッシング)

令和伝は古事記を基に描かれています。作中に出てくる八岐大蛇(ヤマタノオロチ)なんか古事記のお決まりエピソードでそのまんまですから!(笑)そんな日本の神話『古事記』。難しい記載のものが多い中、コチラの本は、古事記に出てくる有名どころのお話を漫画(しかも絵がメチャかわいいです!)で紹介し、古事記初心者の方にも本当に判り易く、楽しみながら日本の神話を知ることができて、お勉強にもなる便利な一冊です。

『願いをかなえる霊符集』  大宮司郎(学研ムック)

『実践講座1 呪術・霊符の秘儀秘伝』  

令和伝の作中で欠かせないものといえば法術。その法術に欠かせないアイテムといえば霊符です。大宮司朗先生の著書にはこの、〝そのまま切って使える霊符〟をはじめ、様々な護身法や呪術を紹介されています。令和伝の作中でも大いに参考にさせていただきました。山犬があの有名な九字を斬る「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前 !」のシーンは「孔雀王」という映画で俳優の三上博さんが演じられた、印を素早くカッコよく結んでいくのをイメージして描いたものです。両手の指で印を素早く次々と組み替えるものです。『実践講座1 呪術・霊符の秘儀秘伝』の中ではこのやり方が詳しく紹介されています。が、かなり難易度が高いです!その他にも、折符(おりふ)の作り方など(神社の正殿や鳥居に吊るされている雷のような形状をしたあの白い紙、とか、正月飾りの鏡餅の下に敷く紙とか、そういう類のものです)詳細に解説されています。令和伝の中でも折り紙は重要な役割を担っておりますが、私も大宮先生の解説を読むまで、まったく知らなかったことばっかりで、へぇ~、折り紙ってそんな荘厳で神聖な意味を持つものだったんだ~、日本人ってスゴイ!!と感動してしまいました! とにかく、東洋のスピリチュアル的なものに興味がある方や、寺社仏閣、護符好きの方々には興味深い内容の本です。中には???というのもありますが、楽しみながら、霊符の実践もできる便利な本です。

ブラックホーク・ダウン 〈上〉〈下〉――アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 (ハヤカワ文庫NF)    マーク・ボウデン 著

1993年 内戦が続くアフリカのソマリアで実際に起こった出来事。内戦終結のために派兵された米軍兵が地獄のような市街戦に巻き込まれ、多大な犠牲を負うハメになった事件。米軍兵の遺体が損壊され、その映像が全世界に配信されたことによって大きな社会問題となった。2001年にはリドリー・スコット監督によって映画化されている。当時、まだブレイク前のオーランド・ブルームやジュシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、エリック・バナ などイケメン揃いのキャスティングで、そちらの方を期待して観た映画でしたが、内容が超シリアスでしかも実話に基づいていると知り、軽い気持ちで鑑賞に至ったことに反省しました。自分と同世代のアメリカの軍人が、こんな壮絶な体験をしていたなんて・・・と。この映画はそれまでの私の人生観を変えてしまうくらい鮮烈なものでした。特に、ブラックホークが墜落し仲間を助けに行くデルタ隊員たちが暴徒と化した市民に追い詰められていくシーンは何度見ても恐ろしい・・・。なので、この令和伝の作中にも、似たようなシーンを設けてしまいました。当時の墜落現場にヴァンパイアのような存在が居合わせ、何とか救出できていれば・・・とかいう思いを令和伝で実現させたワケです。。。

動物ぽんぽん   trikotori著  誠文堂新光社

狐と山犬のぽんぽんはこちらの本を参考に作らせていただきました。毛糸をくるくる巻いていき、ぽんぽんを作ってからマズル(鼻周りのこと)や口元を立体的にしていくのですが、これがなかなか(笑)・・・目の位置やアイラインの入れ方だけでも表情がガラリと変わってしまうので、ある程度数をこなしていかないと納得のいくものは作れないのかもです。まぁ、そこに至るまでに、個性的な作品が(あえて失敗作とは言わないで)増えていくのもまた一興かと・・・。また新たな狐と山犬のぽんぽんが生まれましたら、このブログでも掲載していく予定ですので♪ もっとうまく作りたいです。。。

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